こんにちは。「eBay何でも相談室」のスージーです。
eBayでは、メディア関連商品を中心に販売しております。また、18年のネット販売歴を活かし、様々なネット販売のスクールにおいて、スクール生様のサポートを行なっております。
メグ「こんにちは!今日はとても嬉しいことがあったんです!先日、eBayで商品を購入してくれたバイヤーさんの探しものが見つかったんです!」
スージー「バイヤーさんからリクエストを受けていたんだね!それは良かった!早速、バイヤーさんに連絡しないとね。」
メグ「実は、バイヤーさんから念のため商品写真を確認したいって言われてるんです。」
スージー「じゃあ、今日は、客注品の取扱いの手順について、学んでいこうね。」
客注品とは
客注品(きゃくちゅうひん)とは、流通業界でよく使われている言葉で、「取り置き」「取り寄せ」「予約注文」などというような意味合いで使われます。
eBayではバイヤー様からのリクエスト商品、ということになりますが、eBayにおいて「リクエスト」という単語は、クレームという意味合いで使われており、混同しますので、ここでは「客注品」という言葉を使います。
eBayのMessage機能で写真を送信する
eBayのMessageから商品説明や写真を送信します。
写真は、「Attach photos」から添付します。
写真は最大5枚まで添付できます。
これでバイヤーへの連絡は行えます。
しかしながら、eBayのMessageでの写真添付については、以下2つのデメリットがあります。
1. 写真添付がエラーになることが多い
キチンとアップロード手順を踏んでも、上記のように「No response from server」といったエラーが頻繁に発生します。(スマートホンからの写真アップロードはエラーが起きません。)
2. 解像度が非常に低い
簡単なものであれば問題ないですが、解像度が低いため、ヴィンテージ物など、状態をより正確に伝えるためのツールとしては不十分です。
バイヤーのEメールアドレス宛に送る事も一つの方法です。一度取引を行なったバイヤーであれば、eBayのSales Record、またはPayPalの取引履歴からEメールアドレスを取得できます。
商品をeBayへ仮出品してしまう
「写真で状態を伝える」という目的のために、eBayにその商品を「仮出品」してしまう、という方法があります。
eBayの出品画像は非常に解像度が高いため、メール添付のもの見て頂くより、バイヤーへより商品の詳細を伝えることが可能です。複数の商品の写真を掲載して、カタログ的に使う方法も有効です。
「仮出品」と言っておりますが、実際のeBayへの出品になりますので、以下の点をお気をつけ下さい。
・商品をeBayに出品したら、バイヤーには、下の画面右下部分のItem Numberを伝えて、検索して頂きます。
・他の人に落札されないよう、タイトルには、検索に引っかかるようなキーワードは入れません。
・タイトルに「Reserved Listing(予約済商品)「Reference Listing(参考出品)」「Do not Buy(買わないで下さい」と入れます。
・商品価格は、到底あり得ない価格にMake Offer(値下げ交渉)を付けておきます。
例えば、平均価格が$10のものであれば、$150などとつけます。
実際の取引
前述の手順にて、バイヤーに写真を含む商品情報を確認いただけたら、実際の取引を行います。「仮出品」のページに詳細情報を加えたり、新たに出品ページを作ります。
新たに出品ページを作る際は、前述と同様に、他の人に落札されないよう、
「Reserved Listing(予約済リスト)」とタイトルに入れ、あり得ない価格+Make Offer(値下げ交渉)を設定しておきます。バイヤーへは、Item Numberを伝え、予め双方で合意している金額にて、Make Offer(値下げ交渉)をして頂き、それが確認できたら、Acceptすればよいです。この後は通常の取引の流れと同様です。
メグ「なるほどです!Reservedっていうのは、メルカリの専用みたいなものですね!」
スージー「Reservedにしても専用にしても、公式用語ではないけど、現時点でのeBayでの客注品の取扱いは説明した通りがスムーズに行えるね。」
メグ「このバイヤーさまは何度か買ってくれているのですが、直接取引はどうなんでしょうかね。」
スージー「忘れてはいけないのは、直接取引はポリシー違反である、だよね。eBay外での取引を「手数料逃れ」行為として禁止しているよね。」
メグ「はい、eBayは、セラーが支払う手数料で成り立ってるんですよね。」
スージー「その通り。ただ、もうFaceBookでお友達です!、みたいなレベルで、eBayを介さずにコミュニケーションが取れているのであれば、それはそれでいいと思うよ。」
メグ「はい!しっかり理解した上で、更なるリピーターづくりに励んでいきます!」
今日のまとめ
1. バイヤーからの客注品についての連絡は、eBayのMessage機能を使う。解像度は低いが、写真も添付は出来る。
2. より正確な商品詳細をバイヤーに伝えるには、商品をeBayに「仮出品」をする。この際、他の人が落札してしまわないよう、タイトルの工夫や、あり得ない金額+Make offer(値下げ交渉)の設定をしておく。
3. バイヤーが実際の客注品を購入する際は、eBayのItem Numberを伝え、予め双方で決めた額でMake Offerをして頂き、確認できたら、Acceptする。